IPO初心者が1年間やって分かったこと

リスクの少ないと言われるIPO。
IPO関連の人気ブログには当選の文字がいっぱい。
でもいざやってみたら、全然当たらない。やっと当たったら、
初値崩落。下がって売るのが嫌で塩漬け・・・
IPOって本当に儲かるの?見よう見まねで申し込んだIPO。
これから始める人たちの素朴な疑問の解決になれば嬉しいです。

遅まきながら、いきなりステーキに行ってきた

IR情報、四季報やホームページも大事だけど、自分で実際に見て体験する


田舎に住んでいるわたしは、1~2か月に1度
街に出るのが楽しみです。
今回は、テレビで見た立ち食いステーキ店に行ってみました。


1年前、テレビで見たときはブームのさなかですが
今は落ち着いているようで
テレビのような長蛇の列はありませんでした。
もっとも混んでないうちにと11時半頃の来店です。


運営会社は「ペッパーフードサービス」(3053)
株主優待制度も導入していて気になっている会社。
息子がアリオのフードコートで必ず食べるステーキ屋さん
KUNI'S」も運営しています。


いつもご老人か赤ちゃん連れしか歩いていない田舎から
都会に来ると若い人がけっこうたくさんいて
都会は高齢化が遅いのかもしれないかと思ったり。


店員さんも感じが良く活気ある店内。
店の半分以上を椅子席にしてあって
最近はシルバー用のメンバーカードもあって
シルバーさんは優先的に椅子を使えるらしい。


立ち食いと椅子席は同料金では不公平な感じがするなぁ。
そういいながら運よく椅子席に座れた。
隣の席の細いOLさんも300g食べている。
大きさを見てわたしは200gを注文。


立ち食いがコンセプトなのに
なぜこんなに椅子席を増やしたのか。


立ち食いのメリットとして思い当たることは
1.1人あたりのスペースが少なくて済む
  (1度にたくさんのお客を入れられる)
2.立って食べるのでゆっくりしないで食べたら帰る
  (回転率が良くなる)
3.立食なので座って食べるよりたくさん食べられる
  (1人あたりの支払額が多くなる)
そのため、ステーキの単価を安くできるのだと思う。
 (薄利多売


次々に来店する客を見ていると
サラリーマンは立ち食いにするが
時間のある人や年配者は席が空くまで待つようだ。


椅子席は客のニーズに答えたものかもしれない。


わたしが初めてで、しどろもどろしていたら
向かいに座った常連さんが食べ方を
いろいろ教えてくれた。
店員でなく、客が教えるというのもどうなのかな。


それと値上がりしたそうだ。
今のランチは系列店「ペッパーランチ」とメニューが重なり
料金も同程度になったらしい。


「ペッパーランチ」との違いがあいまいになっている
ということは、苦戦しているということか。


最初の「立ち食い」から大きく軌道修正
ペッパーランチとの区別化ができなかったということは
あまり良い経営状態とは言えない。


もちろん、世の流れを読むのは大事だけれど
指針のぶれはあまり好きでない。


ワイルドステーキをほおばりながら
投資は見送ろうと思ったのでした。